前回告知したラムちゃんヘッドの手直し企画の第2弾です。
前回はプランニングと現状の画像のみでしたが、早速作業に入りました。
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首の据わりの調整
まず浮き気味だった、首のジョイント部分の据わりを調整しました。
このヘッドは顔面を複製したあと、シームレス素体側のジョイント部の球体をダイソーのおゆまる的な樹脂でくるんで、顔面と首の位置調整をしつつエポキシパテで頭部を成形したものです。
ヘッドを抜き差ししているうちにシームレス素体側のジョイント部が深く刺さらなくなり、ドリルの刃を手で回して穴を拡幅してきましたがイマイチでした。
今回ダイソーの彫刻刀の丸刀で首の突いて、余分なおゆまる的樹脂を除去しました。
完璧とは言えませんが以前より、かなりしっかりと首が収まるので良しとしますw
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ヘッドの解体
早速ヘッドを分解しました。
ヘッドはエポキシパテで成形した頭部に、ダイソーの樹脂粘土で盛った髪とダイソーのアルミ針金を芯にしたもみあげ部分などで構成されています。
特に工具などは使用せずに各部をこじってパーツ状態にバラシてしまいました。
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顔面の整形
顔面は、鼻をエポキシパテで盛り上げた部分の付け根が未成形で、段差が付いたままなのと鼻の先端も未処理で凸凹だったのを紙やすりで整えました。
側面から見たら、横顔の鼻の輪郭のシルエットもエポキシパテを盛ったままだったので修正しました。
いざ作業を始めると、メガミデバイスやFAガールの概ね倍の大きさとなる1/6スケールでも、かなり細かな加工となる事を感じました。
フィギュアのモデラーや原型師の方は、顔の表情等かなり繊細な仕事をしていたのだと知りました。
やはり何でも実際にやってみないと判らないものですね(;'∀')
削り加減をチェックする為にサフェーサーを吹きたいトコロですが、サフェを持っていないのでダイソーのスプレーの残りを吹いて確認しました。
鼻の先端の欠けと、付け根の段差をポリパテで埋めたいのですがポリパテを持っていません。
耳かきの先ほどの分量しか使わないのに、わざわざ購入する気はしませんでしたが、エポキシパテでは二重三重の手間になるのは明らかなので、仕方なく買うことにしました。
モチベーションのある今すぐ欲しかったので通販は使用せず、模型店の場所も知らないので、ディスカウントスーパーのトライアルかホームセンターで、DIY自動車補修用のチューブ入りを買うことにしましたが…
次回につづく
かつてプラモデルのパーツ複製にはこちらを使用していました。
いまはダイソーのお湯で柔らかくなる樹脂を使用しています。
武藤商事 MUTOSYOUJI [ 武藤商事 ] プラリペア 型取りくん [ 品番 ] K55
造形自体には粘土状のエポキシパテが向いていますが、欠けや小さい穴塞ぎにはポリパテが向いて
タミヤ メイクアップ材 ポリエステル パテ 87027
この手のセットがあったほうが良いのですが、当方は持っていません。
フルスクラッチには必須かも?
[aurochs] スパチュラ 造形 ヘラ ステンレス製 10本 セット ツール セット 粘土 パテ 樹脂粘土 模型 フィギュア
今回撮影時に使用したシームレス素体は、TBleagueのS22Aです。
最近のTBリーグ製品と比べると、かなりマッチョでゴツイい体型ですが、撮影すると陰影が映えるので、露出度の高いビキニスタイルに意外にマッチしています。
[AC] TBleaague S22A 1/6 可動 アクション フィギュア用 シームレス 素体 ボディー 白肌 (S22A)
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