という事で、今回はバービーのフィアット500・チンクエチェントの紹介です。
-
絶妙すぎるデフォルメで1/6アクションフィギュアにもピッタリw
これはマテルのバービーのラインナップで販売されていたフィアット500・チンクエチェントです。
画像は色を塗替えてしまっていますが、元はピンク色でした。
こちらは2012年頃に、ピンク色のフィアット500と新たな専用ファッションの人形のセットで再販されたモデルと思われます。
初版は2008年にバービー人形50周年記念として、白色のフィアット500と専用ファッションの人形のセットで販売されたものの様子です。
和むドッキリCM
1/6スケールのバイクは数台集まり、今度は1/6スケールのクルマが欲しくなってさがしていて、このフィアット500を見つけました。
バービーの自動車は、人形を乗せて遊べるノンスケールで、モーターホーム(キャンピングカー)SUV・ミニバン・オープンカー等がバービー登場から60年の間に歴代各種販売されてきていて、それとは別に実車に比較的忠実なモデルも歴代さまざまな車種がリリースされていたみたいです。
フィアット500以外で、ここ10年の間にリリースされて比較的入手しやすいモデルを紹介します。
ニュービートル
ザ・ビートル
ミニクーパーコンバーチブル
ニュービートルの動画を見ていただくと判ると思いますが、単純に実車を1/6スケールに縮尺しただけでは女児用の玩具としてはいくら何でも大き過ぎてしまう為に、人形が2体乗せられて、しかも外寸は極力抑えられているので、実車ではドアの開閉部分とタイヤのホイールアーチが干渉しないデザインが、ドアの開閉部分のフロント側の下端が干渉して、切り欠かれています。リアシートのスペースも縮められて寸詰まりになったので、妙に背高のっぽに見えます。
しかしミニカーのホットウィールを展開しているマテルだけあって、ニュービートルに見えるように破綻なく絶妙にデフォルメされています。
次に出たザ・ビートルでは背高のっぽ感もほとんど感じないほど巧妙なデフォルメです。
フィアット500は元々ニュービートルほど大きいクルマではないので、どこをどうデフォルメしたのか分からないほど見事にデフォルメされています。
昔見たブログで、実車の寸法からマテルのフィアット500の縮尺を計算されていたかたが居て、概ね1/8スケールとの事でした。
全長・全幅・全高ともほぼ実車に忠実な比率で縮尺されているようなので、ルパン三世の昔のフィアット500のサイズの現行フィアット500といった感じですねw
それでなおかつバービーを2体乗せて遊べるのでかなり優秀です。
白いフィアット500とピンク色では、セットのバービー人形本体と着ている専用の衣装が異なりますが、車体も色だけでなく仕様が異なるので注意が必要です。
ホイールの意匠がそれぞれ別なのですが、最大の相違点は白いフィアット500ではヘッドライト類の透明プラスチックのレンズ内部にメッキプラスチック製のライトユニットが再現されていた様子なのに対して、ピンク色では透明レンズのみに省略されて、ライトユニットはイラストが印刷された紙シールに簡略化されているようです。
車体本体側のライト部分自体が改修されてしまっているので、ピンク色にメッキのユニットを無加工で付けたり、白色をそのまま紙シールにすることも出来ないみたいです。
バービーのファッションより車体のディテールにこだわる人は留意したほうが良いです。
当方は日本で探して買える値段の品が見つからなかったので、アメリカから本体のみ、ドアミラー左右欠品の中古車を輸入しました。
この手の商品を、アメリカから英語での先方とのやり取りも、不着や支払いのトラブルもなく取り寄せる方法は、機会が出来たときに紹介したいと思います。
恐らく当方の入手したピンクのフィアット500の後出たモデルだと思います。
Barbie Mattel Fiat Set Exclusive
上の白いフィアット500と見分けがつかない人が多いと思いますが、2008年頃最初に出たモデルだと思います。バービーの服が違います。
クルマのほうはホイールの意匠が違い、ランプ類の内部がメッキパーツで再現されています。
バービー バービーのFIAT! (R1623)
当方の入手したモデルだと思います。ホイールの意匠が変わり、ランプ類の内部が紙シールに簡略化されます。
Barbie Fiat Vehicleおもちゃ [並行輸入品]