2020年最後の記事になります。
2021年も宜しくお付き合い下さいw
1/6シームレス素体に使えそうな100均グッズシリーズ
今回はビールケースと清酒コンテナのミニチュアです。
※2020/12/31投稿 2022/03/02加筆修正
- 100均のミニチュア
少し前からセリアをメインにして、様々なモチーフをミニチュア化したグッズが出回っています。
思いつくだけで
- 海洋コンテナ風ブリキ小物入れ
- 鉄道コンテナ風ブリキ小物入れ
- スチールロッカー風ブリキ小物入れ
- ゴミバケツ風ブリキ小物入れ
- フォークリフト木製パレット風何か
- 木箱風小物入れ
- 空き地の土管風何か
どれも極度のデフォルメが加わらず、安価な割にそれなりのリアリティを感じられるアイテムです。
残念ながら当方はスケールに関するこだわりがあるので、如実に1/6スケールから逸脱してしまうと手が出ません。
少し話が逸れますが、最近かなりリアルな軽トラックのラジコンが流行っています。
当方は、チョロQ的なデフォルメに拒絶反応があるので、妙なデフォルメがなく着目しましたが、やはりこちらも、確か1/10スケールとの事で入手は断念しました。
- ミニチュアのビールケースと清酒コンテナ
以前から気になっていた、ビールケースと清酒コンテナのミニチュア。
久々に100均ショップに寄る機会があったので現物を確認し、つい購入してしまいました。
ビールケース
- 黄色:STARS☆BEER(ESTB 1988)
- 肌色:クラフトビール(中びん・20本)
清酒コンテナ
- 緑色:ISSHO-BIN(NIPPON NO SAKE)
- 茶色:清酒(専用通箱)
と、どちらも2種ずつバリエーションがあるようですが、当方は清酒コンテナx各1個とクラフトビールx2ケースを購入いました。
前述の通り、当方は縮尺とデフォルメに関してはかなり気にする人なので、購入後は早速サイズをチェックしてみました。
ちなみにディテールに関しては、珍妙で余計なデフォルメが加わっておらず、かなり実物に近い形状で、リアリティがあります。
- ビールケース
現物のビールケースは360x440x310ミリとの事です。
ミニチュアのビールケースは約50x60x39です。
1/7.2x1/7.333x1/7.948となるので、D(奥行)とW(幅)は約1/7でH(高さ)のみ約1/8程度。
ざっくりと1/7スケールですね。
- 清酒コンテナ
現物は273x395x436ミリとの事です。
ミニチュアは約28x54.5x58です。
という事は、1/9.75x1/7.247x1/7.517で高さのみ1/10でざっくりと1/7スケールという感じです。
- 謎のネームプレート
採寸していて気付きましたがこの製品、一体構造ではなく名前の書いてある部分のみハメ込み式の別体式になっています。
そしてこのネームプレート部分はビールケースも清酒コンテナも差し替え可能な程全く同じ形状です
当初、元はネームプレート部分に商品名等を記入したノベルティ品か何かの転用かと思いました。
暫く考えて意味が判りました。
一体成型した製品に文字を印刷したり、文字をプリントしたシールを貼るより、プレート状の板に印刷して爪でハメ込む方式が楽で採用されているようです。
ビールケースと清酒コンテナが同時に企画されたので、共通の部品が使用されているものと推定されます。
このビールケースと清酒コンテナもそうですが、昔紹介したモコレットの水洗洋式便器や未紹介のリーメントの冷蔵庫も、この手のミニチュアは高さ方向が低めにデフォルメされる傾向があるようです。
まぁ、実際に1/6スケールのシームレスフィギュアに応用しようとすると、かなりシチュエーションは限定されてしまいますがw
玩具やチョロQっぽく、変なデフォルメが加えられていない点が高ポイントです。
今回アマゾンで同等品を探してみましたが、見つかりませんでした。
下のビールケースや清酒コンテナ、一升瓶は1/6ではなく1/12なのでご注意下さい。
1/12 ビールケース黄 2個セット ミニチュア
1/12 ビールケース赤 (2個セット) ミニチュア
1/12 一升瓶ケース (2個セット) ミニチュア
1/12 一升瓶 透明緑・透明青(各色8本セット) ミニチュア
こちらはスケール不詳です。
※コメントで指摘頂きました。このシリーズ「素ボディ」適応で、1/18の統一スケールとの事です。
誰得!?俺得!!シリーズ 二輪台車とビールケース [全6種セット(フルコンプ)]
※文脈的に誰得?!俺得!!シリーズがスケール不詳で「一番苦手なパターン」と読めてしまったので修正します。
当方が一番苦手なパターンです。
ドール系の世界では、思い入れスケールが成立してしまうので、1/6でも1/12でもアリという商品が出回ってしまいます。
更に商品の寸法も明記されていないので検証も出来ず、1/6といえば1/6で、1/12といえば1/12なのです。
クルマや鉄道模型出身の当方としては、このドール系の縮尺観念は受容しがたく、どうしても拒絶反応を示してしまいます。
ドール系の世界では正確な縮尺より、雰囲気や世界感へのマッチ度が優先される為、スケールの正確さや統一感などはそれ程問われない傾向が強い印象があります。
そうなると売る側でも、1/6でも1/12でもアリという商品が出回ってしまいます。
更に商品の寸法も明記されていないので縮尺の整合性も検証も出来ず、1/6といえば1/6で、1/12といえば1/12な商品が出回ってます。
クルマや鉄道模型出身の当方としては、このドール系の縮尺に対する感覚は受容しがたく、どうしても拒絶反応を示してしまいます。
下のような表記は、当方が一番苦手なパターンです。
PULABO 優れた1/6 1/12ミニチュアエンプティビールマグカップドールハウスアクセサリーごっこ遊びおもちゃ透明クリエイティブ便利