☆☆うる星ラムちゃん☆☆ TBリーグ シームレスフィギュア化計画!

このブログは、うる星やつらのヒロイン ラムちゃんを、TBリーグ(旧ファイセン)のシームレス素体を用いて1/6スケールアクションフィギュア化してみようという企画です。

ラムちゃんフィギュア Qポスケット ラムⅡアナザーカラー ver.とデフォルメフィギュア

 

2019年12月よりバンプレストのプライズに、Qポスケットのラムちゃん第二弾Q Posket LUM Ⅱが登場しました。ラムちゃんフィギュアとしては最新版ですねw ここでは紹介せずにデフォルメフィギュア・デフォルメキャラについて語ります。

lum

 ごめんなさい_(._.)_当方キャラクターのデフォルメフィギュアが苦手です。
なのでQ Posket LUM Ⅱの入手は見送りました。

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お詫びでQポスケット ラムⅡ Another color ver.を紹介させて頂きます。

一番キャッチャーONLINE専用でこんなカラーもあったんですね!

bpnavi.jp

ゲームは1月13日までだったようで、終了しているみたいですが・・・。
ちなみにGETしても発送は4月頃かららしいので、アマゾン等で出回るのは当分先と思われます。

 

 

 

近年はラムちゃん系のデフォルメフィギュアやグッズも多数リリースされていますが、残念ながら当方がデフォルメ系全般苦手な為に泣く泣くスルーしています。

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以下は当方が何故デフォルメ系が苦手なのかの戯言なのでスルーして下さい。
もし読み流して頂ければ幸いです。

  • デフォルメとリアル系が住み分けていた半世紀前

当方が幼少の頃は近年のようにありとあらゆるモノのデフォルメ版やデフォルメ系の品物が溢れている訳ではありませんでした。


デフォルメされたモノといえば児童向けのまんがのキャラクターのような物のみで、それらはミッキーマウスのように初めから極端にデフォルメされていて、普通の等身の物が突然二等身・三等身キャラに変化する事などはほとんどありませんでした。ミッキーマウスが突然6等身になったらキモいですよねw

 

当方はあまりマンガやアニメに興味が無かったのでミニカーを例に話をします。
1960年代は3インチスケールのミニカーといえばイギリス・レズニーのマッチボックスほぼ一択でした。そこにアメリカ・マテルのホットウィール(当時はホットホイール)と少し遅れてトミーのトミカが参入しました。


おそらくレズニーのマッチボックスは鉛の兵隊みたいなコレクション的要素で販売を始めたと思われ、小さな車体に実車を忠実に再現する努力(デフォルメ)が見受けられました。


ところがアメリカのホットウィールは、実車ベースは大胆なモデファイを受けたカスタムカー、実在しない架空車は凄まじいデザインでどちらも実車ではあり得ないメッキベースのド派手なカラーリングと猛スピードで転がるスピードホイール、ホットウィールで遊べる様々なコース等のおもちゃで、一瞬で子供たちを惹きつけて爆発的にヒットさせてしまいました。

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抜かされたマッチボックスは、鉄のシャフトだったホイールを、既存品はホットウィールと同じピアノ線軸のスピードホイールに改修し、架空車を多数リリースしましたが、ホットウィールのずば抜けたデフォルメのセンスはなく苦戦・迷走しました。

鉄のシャフトだったホイールを、ピアノ線軸のスピードホイールに改修した当時の製品、1969年当時物


マッチボックス Superfast 69.ROLLS ROYCE SILVER SHADOW1969年製 ミニカー MATCHBOX リズニー

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当方はミニカーにリアルさを求めていたので、鉄のシャフト+細いタイヤでリアリティを出していたマッチボックスがピアノ線軸のスピードホイールに変わり、次第に太いタイヤになって透明だった窓に派手な色が付き、どんどんリアリティを失っていくの失望しながら傍観しました。

 ホットウィールに翻弄されていた70年代初頭(1972年)の製品、当時物


1/64 マッチボックス NEW37.SOOPA COOPA ソーパクーパ 1972年製 ミニカー MATCHBOX リズニー
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おそらくコレが当方のデフォルメ嫌いの始まりだと思います。

 

  • 浸透してゆくデフォルメ文化

1970年代にはキティやモンチッチ、水森亜土のイラスト等デフォルメ系のキャラクターが児童以外の層にも浸透し始めますが、まだどれも6等身のキティやモンチッチが急に二等身・三等身キャラに変身する訳ではありませんでした。

 

1980年代に入るとキティやモンチッチ、水森亜土のイラストでデフォルメ系は市民権を得て、以降のデフォルメキャラクターは抵抗なく受け入れられるようになります。


日本ではほぼ一択だったミニカー、トミーのトミカはタカラのチョロQの登場で、一気に形勢を逆転させられて窮地に陥ります。
子供たちの間では既にリアルな実車の再現よりデフォルメのキュートさが求められる時代に変わっていました。

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アニメでは1983年放映開始のクリィーミーマミ31話 優のフラッシュダンスの劇中で現実的な等身の森沢優や俊夫が二等身・三等身キャラに変わって登場します。
ハイスクール奇面組のように、普通の等身ベースで二等身・三等身キャラに変貌するアニメやマンガが激増しました。


今までなかったビデオゲームの普及も一因です。
初期のビデオゲームは容量も少なくドット絵だったので、パッケージは普通の等身イラストでもゲーム画面では二等身・三等身キャラが常でした。
SDガンダム等もゲームから生まれました。


その後は鉄道模型にもデフォルメ化が侵攻し、Bトレインショーティー等も出現し、デフォルメ化に違和感を覚える人は皆無となりました。


ココまでデフォルメ文化が深く幅広く浸透している時代にも関わらず、二等身・三等身のデフォルメキャラに抵抗のある当方は・・・orz